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四海樓 (四海楼)でちゃんぽんとパリパリ麺の炒麺(ちゃーめん)を実食レビュー:長崎市松が枝町

先日、妻と産婦人科に検診に行った帰りに、四海樓(しかいろう)に行ってきました。

四海樓(しかいろう)の特徴とメニュー

四海樓(しかいろう)は、長崎名物の「ちゃんぽん」と「皿うどん」の発祥のお店と言われていて、創業は明治32年(1899年)。

長崎観光に来たら、必ずみんな訪れるようなお店なので、もしかすると、あなたも行ったことがあるかもしれませんね。

「グラバー園を見て、そのあと、四海樓でちゃんぽんを食べる」というのが、長崎観光のモデルコースにもなっています。

四海樓は5階建ての建物で、5階がメインのレストランフロア。窓席からは長崎の景色を楽しむことができます。エレベーターが設置されており、バリアフリー対応もされています。

1階は長崎の名産品を販売するショップ(営業時間/10:00~18:00)。

2階は四海樓とちゃんぽん、皿うどんの歴史についての展示品がある「ちゃんぽんミュージアム」(公開時間/11:30~20:00※見学無料)。

3階は予約専用の約50名様収容の洋室(椅子席)。

4階は予約専用の約60名様収容の大広間や個室となっています。

人気メニュー

四海樓の人気メニューは主に以下の2つ。

長崎ちゃんぽん: 四海樓の代表的な料理で、クリーミーなスープと豊富な具材が特徴。特に、魚介類や野菜がたっぷり入っており、栄養バランスも良いと評判。

皿うどん: もう一つの人気メニューで、細麺または太麺を使用し、ちゃんぽんと同様の具材を少量のスープで調理してかけた料理です。パリパリの食感が楽しめるのが魅力。細麺の皿うどんは「炒麺(ちゃーめん)」と呼ばれている。

アクセス・駐車場

四海樓への交通アクセスは、公共の交通機関を利用する場合は、JR長崎駅から路面電車で約15分(新地中華街電停で石橋行に乗り換え『大浦天主堂』下車すぐ。長崎駅からバスで約12分。

車の場合は、長崎自動車道 大村IC→長崎多良見IC、長崎バイパスよりグラバー園方面です。

駐車場は、ビル敷地内のパーキング(有料:食事や買い物の利用者には2時間サービス券が発行される)が数台分ですが、近隣に有料パーキングが多数あります。

予約について

予約は、5階のレストランの予約は受け付けておらず、部屋の予約は4名からのコース料理のみ(2営業日前まで受付)。詳しくはお店のホームページをご覧ください。

四海樓 (四海楼)

住所:長崎県長崎市松が枝町4-5

営業時間:11:30~15:00(L.O.)/17:00~21:00(L.O.20:00)

定休日:不定休(※火曜が多いそうです)、年末年始

席数:150席

駐車場:あり(敷地内に有料Pあり、近隣にも有料P多数)

予約:部屋の予約は4名からのコース料理のみ(2営業日前まで受付)

四海樓のちゃんぽん&皿うどん(炒麺)実食レビュー

食事は、5階の展望レストランへ。

2階には、ちゃんぽんや皿うどんの歴史を知ることができる「ちゃんぽんミュージアム」があります。そちらの様子はのちほど。

それでは館内へレッツゴー

重厚感のあるエレベーターで5階のレストランへ。

エレベーターが5階に到着すると、すぐに店員さんが案内してくれました。

こちらがレストラン内の様子。

今回はあいにくの雨模様だったのですが、天気が良ければ海を眺めながら食事ができます。

こちらがメニュー

コロナの影響で、品数が限定されていたのが少し残念。

とはいえ、お目当ての”ちゃんぽん”と”炒麺(ちゃーめん)”は注文できたのでよかったです。

ちゃんぽん

注文後10分くらいで”ちゃんぽん”が到着。

上に乗っている錦糸卵がとても綺麗です。

スープはクリーミーですが、味はわりとあっさりめで、それが海鮮の具材や野菜とよく合います。

食べログのレビューを見ると、麺は小麦粉に唐灰汁(とうあく)を入れて作られていて、長崎のちゃんぽん麺は他県で製造されたものと成分が異なり独特の風味があるとのこと。

まぁ、僕自身、そういったことはよくわかりませんが(笑)、とにかく美味しかったのは間違いありません。

炒麺(ちゃーめん)

お次は、炒麺(ちゃーめん)

あんかけが乗ったパリパリ麺ですね。

ソースをかけても良し

酢をかけても良し

美味しくいただきました。

食事後は、2階の「ちゃんぽんミュージアム」へ

四海樓2階「ちゃんぽんミュージアム」

ちゃんぽんの生みの親、陳平順(ちんへいじゅん)さん。

ちゃんぽんの誕生の背景にあるのは、陳平順さんが当時お世話をしていた中国人留学生の、ひどい食生活を見るに見かねて、栄養価が高く、ボリュームのある料理を提供するために、この料理を生み出したようです。

ちゃんぽんの名前の由来にはいくつかの説があるそうですが、中国福建省の日常的なあいさつ「吃飯(シャポン)」が由来であるという説が有力なようです。(「ごはんを食べましたか?」という意味)

皿うどんの名前の由来は、麺は椀や丼などの深い器に入れて食べるのが当り前と思われていた時代に、スープがないので浅いお皿にのせて、このちゃんぽんのバリエーションとして創られた料理が生まれたから。つまり、「うどん」状のものが「お皿」にのってだされてきた「皿うどん」なのです。

まとめ

というわけで今回は、明治32年(1899年)創業、長崎の名物料理「ちゃんぽん」と「皿うどん」の発祥のお店「四海樓 (四海楼)」を紹介いたしました。

四海樓は歴史あるお店ということもあり、長崎観光の定番スポットとして多くの人々に親しまれています。5階建ての建物には、ちゃんぽんミュージアムも併設されており、食事だけでなく長崎の食文化を学ぶこともできます。

今回は、看板メニューである「ちゃんぽん」と「炒麺(ちゃーめん)」を食べましたが、クリーミーでありながらあっさりとした味わいのちゃんぽんと、パリパリの食感が楽しい炒麺は、どちらも四海樓ならではの美味しさでした。

四海樓は単なる飲食店ではなく、長崎の食文化と歴史を体感できる場所。長崎を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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